副業案件を休止・終了するとき、作業内容が自分の頭の中だけにあると、確認の往復や納品漏れが起こりやすくなります。引き継ぎ資料は長いマニュアルではなく、次の担当者が安全に作業を再開できる情報をそろえるものです。
目次
引き継ぎ資料に必要な項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 案件概要 | 目的・成果物・関係者 |
| 進捗 | 完了・作業中・未着手 |
| ファイル | 保存場所・最新版・形式 |
| 期限 | 納期・確認日・定例日 |
| 注意点 | 禁止事項・承認手順 |
作成の5ステップ
1.案件を一文で説明する
誰のために何を作る案件か、成果物と完了条件を短く書きます。専門用語には説明を添えます。
2.進捗を3分類する
完了、作業中、未着手に分けます。作業中の項目には、次に行う操作と判断待ちの内容を記載します。
3.ファイルを整理する
最新版、納品版、参考資料を分け、ファイル名へ日付や版番号を付けます。個人情報や機密情報は契約と依頼者の指示に従って扱います。
4.権限を確認する
共有リンクを誰でも閲覧可能にせず、必要な相手だけへ権限を付与します。自分の個人アカウントで作成したデータは、移管方法を確認します。
5.口頭で補足する
資料を送るだけでなく、判断が必要な点や失敗しやすい操作を短時間で説明します。説明後に質問と修正点を資料へ反映します。
安全管理の注意点
- パスワードを本文へ直接書かない
- 不要な個人情報を複製しない
- 共有期限と権限を確認する
- 契約終了後の保存・削除条件を確認する
- 私物端末のデータを残したままにしない
失敗しやすい点
- ファイルの場所だけを書き、完成条件を示さない
- 最新版が複数存在する
- 未解決事項を完了扱いにする
- 共有リンクを広く公開する
- 引き継ぎ後の質問窓口を決めない
チェックリスト
- 案件概要を一文で説明した
- 進捗を3分類した
- 最新版へ版番号を付けた
- 未解決事項と期限を書いた
- 共有権限を確認した
- 保存・削除条件を確認した
- 引き継ぎ完了の合意を残した
よくある質問
資料は何ページ必要ですか?
ページ数より、次の担当者が迷わず作業できる情報が重要です。案件概要、進捗、ファイル、期限、注意点を優先します。
パスワードはどう共有しますか?
依頼者が指定する安全な方法を使い、引き継ぎ資料へ直接記載しないようにします。
関連記事
まとめ
引き継ぎ資料は、案件概要、進捗、ファイル、期限、注意点を整理し、安全な権限設定とセットで渡します。終了後の保存・削除条件も確認しましょう。