副業案件で追加依頼が続くと、当初の作業範囲が少しずつ広がる「スコープクリープ」が起きます。無償対応や納期遅れを防ぐには、開始前の定義と変更時の記録が重要です。

作業範囲に含める項目

項目 記載例
成果物 記事3本、各3,000字
納品形式 Word、画像なし
修正 2回、誤字と表現調整
対象外 取材、画像制作、入稿
納期 素材受領から7営業日

開始前の5ステップ

  1. 成果物を数と単位で示す
  2. 納品形式を決める
  3. 修正範囲と回数を明記する
  4. 対象外作業を示す
  5. 追加時の見積方法を決める

変更依頼を受けたとき

依頼内容を当初仕様と照合し、契約内か追加作業かを分けます。追加なら、差分、工数、料金、再納期を提示して了承後に着手します。

修正の記録は修正依頼を管理する方法、料金提示は追加料金を伝える方法、採算確認は案件別の採算管理を参照してください。

メッセージ例

ご依頼の○○は当初範囲に含まれていないため、追加作業としてお見積もりします。作業時間は約○時間、追加費用は○円、再納期は○日です。ご了承後に着手します。

失敗しやすい点

  • 「一式」とだけ書く
  • 修正回数だけで作業量を示さない
  • 口頭変更を記録しない
  • 追加依頼へすぐ着手する
  • 納期への影響を伝えない

チェックリスト

  • 成果物を数値化した
  • 対象外作業を明記した
  • 修正条件を決めた
  • 変更履歴を保存した
  • 追加料金と再納期を合意した

FAQ

小さな追加も記録しますか?

継続案件ほど積み重なりやすいため、短くても記録します。

発注者が範囲外と認めない場合は?

感情ではなく、当初仕様と依頼内容の差分を示します。合意できなければ契約条件に沿って対応します。

契約書がない場合は?

見積書、発注書、メール等で条件を残し、次回から書面化します。法的判断は専門家へ相談してください。

公的情報

まとめ

作業範囲は成果物、形式、修正、対象外、納期を具体化します。変更は差分と費用を提示し、了承後に着手することで赤字と納期遅れを防げます。